Insys (INSY)

会社の歴史

Insys Therapeuticsは、1990年にJohn Kapoor氏によって米国アリゾナ州にて設立されました。現在のCEOはSaeed Motahari氏で、彼は2017年にKapoor氏の退職により後任となりました。Insysは、強力なオピオイド薬フェンタニルを含有するスプレー、Subsysの製造で良く知られています。Subsysは、特にがん患者に評価の高い疼痛緩和用として舌下にスプレーして使用します。

同社は合成カンナビノイドであるSyndrosも製造しています。あえて大麻を栽培するのではなく、これによりInsysは様々な病状に対するカンナビノイドの可能性を探ることができました。Syndrosはアメリカ食品医薬品局(FDA)により承認され、吐き気、睡眠時無呼吸およびHIV関連の食欲不振軽減に効果があります。

Insysはアリゾナで大麻合法化に反対するための政治活動に関わってきました。同社は新しいカンナビノイド製品に多額の投資をしており、その競合はこの投資を保護しようとするものだと非難しています。大麻が合法化された場合、Insys抜きでもはるかに簡単にその薬効を手に入れることができます。

Insysの取引: 知っておくべきこと

  • 2019年1月3日時点で、NASDAQにおけるInsysの株価は4.07ドルでした。これは2018年の同時期の4.35ドルから下がっています。2018年の最高値は10.70ドルです。
  • 比較として、2015年7月のInsys株価は44.92ドルに達しました。同社株は2015年から2016年に掛けて急激に下落しています。2016年8月の最高値18.37ドルから、年間平均は下落し続けており、前年比でも下落しています。
  • 2018年8月、Insysが医師たちにSubsysを処方する見返りとしてキックバックを支払っていたとして、アメリカ法務省が訴訟を起こしていた件についてInsysは1億5000万ドルでの和解に合意しました。
  • Subsysはモルヒネよりも10倍強力な合成オピオイドのフェンタニルをベースとしています。これは非常に中毒性が高く、北米全体で広がりつつある公衆衛生の危機の原因とされています。Isys設立者Kapoor氏は司法省による別の訴訟にも直面しています。
  • 司法省の行動の結果として、Insysは公共イメージと業務習慣の改善のために努力をしています。取締役の交代と同時に、カンナビノイドにも注目し始めました。
  • Insysは、2019年に向けて新しい大麻ベース製品2件の新薬承認申請を行っています。これは、Subsysのオピオイドベースに代わり、カンナビノイド活性化合物を使用する点鼻薬2種類です。
  • Insysの株価は2019年1月現在非常に低く、同社への投資は賢明かもしれません。これらの動きが成功した場合、同社は長期投資に値する経験、インフラストラクチャ、バックアップを得ることとなるでしょう。

Insys株に投資する際には、将来的な法案に照らして治療薬市場を分析するべきでしょう。

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